2010年11月27日土曜日

レイ?オジーはMicrosoftをどこに導くのか

 オールMicrosoftプロダクツという制約を取り払い、オープンソースを受け入れた新たなモデルを模索するレイ?オジーはいつの日か、尊敬の念を込めて「Azureの父」と呼ばれることになるのだろうか――本稿では、レイ?オジーの戦略を考察しながら、間もなく開催されるTech-Days 2010で注目すべき点について考える。

●レイ?オジーの意図はどこに

 2009年11月にロサンゼルスで開催された、Microsoft Professional Developer Conference (PDC) 2009のキーノートを覚えているだろうか? このキーノートで、同社のCSA(Chief Software Architect:主席ソフトウェア設計者)であるレイ?オジーは、Windows Azureの立ち位置と今後の計画について、いつものように理路整然としたロジックを展開し、観衆の理解を得たかに見える。しかし、突如として切り出したオープンソースへの取り組みについては、すべての人々を驚かせたにしても、漠然とした期待を抱かせるに、その説明をとどめている。

 以下のロゴをPDCキーノートのスクリーンに映し出し、それに続いてWordPressの創始者であるAutomatticのマット?マレンウェッグを登壇させ、WordPressをAzureにデプロイするデモまで見せた、レイ?オジーの意図はどこにあるのだろう。しかも、このWordPressのデモでは、ご丁寧なことに、MySQLとApacheが準備されているというメッセージまで表示されているのだ。

 Microsoftにおけるオープンソースという、誰もが興味深く見守ってきたテーマについて、同社の幹部が何らかのメッセージを発信するのは、きわめて珍しいことである。11月上旬に来日して、Microsoft Developer Forumのキーノートスピーカーを務めたスティーブ?バルマーも、オープンソースについては一切ふれることはなかった。

 その一方で、現場のエンジニアたちは、オープンソースとのインターオペラビリティを求めて突っ走っているかのように見える。まず、2009年の5月ごろにCodeplexでPHP SDK for Windows Azureが、Microsoftがコミットするインターオペラビリティの一環として、また、PHP開発者とWindows Azureをつなぐオープンソースプロジェクトとして発表されている。

 続いて、PDC直前の10月下旬には、Azure TeamブログでWindows Azure Tools for Eclipseに関するアナウンスがあり、PDC直後の11月下旬には、Microsoftでアーキテクトとして活躍するサイモン?デイビスが、Ruby on RailsもWindows Azureでサポートする姿勢を自身のブログで示した。

 ここで、PDCでのレイ?オジーのキーノートに話を戻すが、上記のロゴをスクリーンに写しても、また、WordPressのデモでTomCatが動いていることをにおわせても、それらのオープンソースソフトウェアがWindows Azure Platformの中で、どのような位置付けになるのかは説明していない。

 ましてや、オープンソースリポジトリであるCodeplexも、それぞれのエンジニアたちのブログも、Microsoftのオフィシャルな判断や決定を伴うものではないのかもしれない。つまり、いくらWindows Azureの柔軟性をアピールしても、トーンダウンしてしまう可能性は否定できないわけだ。

●Microsoftの大転換

 いまのMicrosoftには、3つの大きな論点がある。つまり、パッケージ主体の収益構造からの急激な転換は不可能という現実論と、その転換を急ぐべきだという別の現実論、そして、オープンソースを拒絶するパブリッククラウドは成り立たないという、苛烈な現実論である。

 言うまでもなく、Microsoftの収益の柱はWindowsクライアントや、Office、Windows Server、SQL Serverといったパッケージであり、SaaS型の企業向けサービス「Microsoft Online Services」の第1弾として提供されたMicrosoft Business Productivity Online Suite(BPOS)などのオンラインサービスによる売り上げは、全体の1%にも満たないのではないかと思われる。

 こうした業態を、サービス中心のビジネスへ本当に転換できるのだろうか? 何より、転換が必要なのだろうか? レドモンドの首脳陣たちは、こんな自問自答を毎日のように繰り返しているのだろう。しかし、マーケットは正直で冷淡だ。2009年末のロサンゼルス市の決定を思い出してもらいたい。同市では、3万4000人の市職員に提供するアプリケーションについて、14種類の候補を検討した結果、Google Appsを選択したという。幾つかの英語サイトでは、クリエイティブな作業に従事する職員にはMicrosoft Officeを与え、そのほかの大半の職員にはGoogle Appsを与えるというコメントが添えられていた。

 もし、あなたがロサンゼルス市に住むMicrosoftの従業員だったとして、こうした行政の判断に異を唱えるだろうか? 恐らく、納税者の立場から喝さいを送るはずだ。そして、ITのコモディティ化は行政に限ったことではなく、民間企業でも同様の動きが始まっている。日本でも、パナソニックグループがMicrosoftのExchangeからLotusLiveに移行するという報道が、各メディアの紙面を賑わせたことを思い出してほしい。つまり、大規模な組織がすべての職員にPCを提供するとき、Windows 7やMicrosoft Officeの価格に見合うユーザーは少数派となってしまうのだ。

 米国におけるWindows 7 Ultimateの価格は319.99ドルだが、例えばUbuntuを載せたDELLのInspiron Mini 10が299ドルで売られているという現実を、レドモンドの首脳陣は直視すべきだ。恐らく、ロサンゼルス市のような方針を持つ組織は、300ドルもしないPCを職員にばらまき、Googleにいくばくかの対価を支払うことで、その投資のほとんどを完結してしまう。改めて言うまでもなく、エンタープライズシステムの有益性を計る主な尺度は、その費用対効果である。だからこそ、より安価なITを求める市場はクラウドへと流れ、MicrosoftもAzureでそれに追随しているのだ。

●Tech-Days 2010のキーノートに注目

 MicrosoftがWindows Azureを有していなかったとすれば、この企業に今後も魅力を感じるだろうか? こんなアンケートを実施したとすれば、恐らく大半がノーを表明すると思う。Windows Azureは、Microsoftの将来を担う柱として期待される存在だ。しかし、クラウドを推進する以上、オープンソースとのインターオペラビリティを取り入れないことには、自ら市場を制限してしまうことになる。これまでの、オールMicrosoftプロダクツという制約を取り払い、オープンソースを受け入れるべきというのが、レイ?オジーやAzureチームのメンバーの考えである。

 来週、東京で開催されるTech-Days 2010。そのキーノートで注目されるのは、オープンソースとのインターオペラビリティに関するメッセージである。PDCと同じラインにとどまるのか、前進するのか、後退するのか。それにより、Windows AzureとMicrosoftの将来が占えるはずだ。

 キーノートスピーカーはマイクロソフトの執行役であり、デベロッパー&プラットフォーム統括本部長の大場章弘氏。レドモンドからはデモンストレーターとしてWindows Azure担当テクニカルストラテジストのスティーブ?マークスが来日する。レイ?オジーがPDCで見せた、あのオープンソース陣営のロゴを見せて、この3カ月間における進ちょくを説明してほしいと願うのは、わたしだけではないだろう。

 話はそれるが、コンテナデータセンターについて秀逸な論文を書いたジェームズ?ハミルトンが、つい最近自身のブログでプライベートクラウドのナンセンスさを一刀両断に切り捨てている(Private Clouds Are Not The Future)。今になって考えてみると、例えばプライベートクラウド構築キットといったような生半可なプロダクトを、Microsoftほど売りやすいベンダーはなかったはずだと思えてくる。しかし、それをせずに、クラウドの王道であるパブリックを、つまり、シェアードとしてのAzureを、ここまで育ててきたMicrosoftに拍手を送りたいと思う。ぜひ、クラウドの大輪を咲かせてほしいところだ。

 そのためにも、レイ?オジーのメッセージを、つまりオープンソースとのインターオペラビリティの必然性を、日本のデベロッパーとユーザーにも伝えてほしい。それは、単に日本国内にとどまらず、空前の大転換を推進するレイ?オジーを後押しする声となり、レドモンドにもフィードバックされるはずだ。

 あなたたちの素晴らしいチーフアーキテクトを強く支持してほしい――日本のマイクロソフトには、そう願うばかりである。部外者がとやかく言うべきではないと思うが、その企業のチーフアーキテクトが外に向けて発信している内容に、賛意を示すくらいは許されるだろう。

 最後になるが、わたし自身はMicrosoftのファンであり、Windows 7も、その後にリリースされるOSも、ずっと使い続けていくことをお約束する。【鵜澤幹夫】

引用元:ル·シエル·ブルー(Le Ciel Bleu) 情報局

2010年11月13日土曜日

ステファン、USF1との合併交渉が決裂、フェラーリからの参戦許可も得られず?

 USF1はステファンGPとの合併話を拒否し、2011年からの参戦を目指しており、ステファンGPはフェラーリからの合意が得られず今季参戦を諦めざるをえなくなるかもしれない。

 新規チーム、カンポス?メタ1がマネージメント体制を変更するのに先立ち、USF1はカンポスとチーム合併の話し合いを行っていたと言われている。その後、ステファンGPとの合 リネージュ2 rmt
併交渉もスタートし、USF1の株主であるチャド?ハーレーはこれに乗り気だったものの、USF1のチームプリンシパルであるケン?アンダーソンと共同創立者のピーター?ウインザーはオールアメリカンへのこだわりを捨てず、交渉は決裂したと言われている。

 これに対する失望から、ステファンGPは公式サイト上に「USAの夢想家たちはパーフェクトワールド
とおとぎ話のような成功を夢見て、F1を故意に弱体化させようとしている」という文章を掲載、USF1を攻撃した。

 ステファンGPは、トヨタから購入したTF110のシャシー一台は用意しているものの、それ以降の準備はできていないと言われている。ITVでF1コメンテーターを務めたジェイムス?アレン氏はさらに、ステファンGPにはマクラーレンの元デザイナ
ーでフェラーリへのスパイ事件に関与したマイク?コフランが所属しており、これによってUSF1に代わってステファンGPがエントリーすることに、フェラーリは同意しないだろうと述べている。ステファンGPがエントリー権を得るには、既存全チームの同意が必要だと言われている。

 ステファンGPはすでに中嶋一貴と契約条件で合意しており、今季エントリ
ーが認められ次第ジャック?ビルヌーブとも契約を結ぶといわれている。ビルヌーブは1日にシート合わせを行う予定であると報じられた。

[オートスポーツweb 2010年3月2日]

引用元:RMT(リアルマネートレード)専門サイト『RMTワンファースト』

2010年11月3日水曜日

「マビノギ」夏休み2008,真夏の「スキー大会」明日より











マビノギ
配信元ネクソンジャパン配信日2008/08/13

<以下,メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています>

『マビノギ』 8月14日 マビノギ史上初!真夏に「スキー大会」開催!












 株式会社ネクソンジャパン(本社:東京都中央区代表:David K. Lee/デビッド?リー 以下ネクソンジャパン)ではMMORPG『マビノギ』では7月31日(木)より開催している「マビノギ 夏休み2008」キャンペーンにおきまして、明日8月14日からは、夏季限定ゲーム内イベント「スキー大会」を開催します。



 ピシスエリアでスキー大会が開催されます。スキーの大回転のように、どれだけ速く滑る事ができるか記録に挑戦してもらいます。スタート地点の旗を叩くだけでキャラクターのレベルに関わらず、どなたでもご参加頂けます。上位入賞者と規定タイムをクリアした方には素敵なプレゼントが与えられます。

 規定タイムをクリアするともらえる「ひつじローブ」は、2007年コスチュームデザインコンテストのローブ部門で惜しくも受賞を逃した作品を今回のためにアイテム化したもので、とても可愛らしく凝ったデザインです。多くの方のご参加をお待ちしております。







【マビノギ 夏休み2008 開催概要】

 http://www.mabinogi.jp/6th/campaign/campaign08.asp



◆夏季イベント スキー大会

 期間:8月14日?8月28日

 内容:ピシスエリアでスキーの大回転競技を行います。

 規定:一定区間に設置された旗門を通り、全体に掛かった時間で競争します。

    操作は鳥の操作のようにマウス+wasd(矢印キー)で行います。

 賞品:上位入賞者には素敵な賞品をプレゼントします。

    規定タイムクリアすると参加賞として「ひつじローブ」をプレゼントします。










引用元:ロハン(新生R.O.H.A.N) 専門サイト